QOOTES's Blog

日々のこと、旅の話などなんとなく書いています。気ままに書き連ねるので長文になります。活字が苦手な方にはオススメしません。

「Hill Street Blues(ヒルストリートブルース)」というドラマ。

前回の日記で書いたので懐かしくなって1980年代の高校生時代にもう一つ当時気に入って観ていたアメリカのTVドラマを思い出しました。

 

「Hill Street Blues(ヒルストリートブルース)」というドラマ。知っている人が多いER緊急救命室という海外ドラマはシカゴの病院が舞台でしたが、このドラマはロスアンジェルス市警の「ヒルストリート分署」が舞台の、警官たちを中心にした人間ドラマ。(と思ったら舞台はシカゴらしい、そしてこのドラマにも一つ前の日記に書いたKen Olinさんが若手俳優の頃に出ていた。数十年ぶりに知った事実(笑)。)

 

検索したらドラマ自体の動画もいくつかありましたし、テーマソング集もありました。メロディーラインは全部同じですが、シーズンごとにアレンジが少しずつ変えられているようです。

www.youtube.com

 

1:16あたりからのシーズン4のアレンジが僕は一番好きでした。名古屋ではたしか日曜日の深夜1時ごろから放送してましたか。この、静かではあるけど何かが始まる予感を惹起するオープニングテーマを聴いて、(またあしたも遅刻だな)と思いながら、まだ観たことのないアメリカってこんなところなのかと思っていた1980年代の高校一年生。番組が終わって深夜2時ごろ、放送局の「今日の放送は終わりました」のアナウンス画面を見てから寝ていました。

 

このオープニングだけを観ていても、「この人はあの辺の回でああいう風に殉職しちゃうんだよなぁ」とかわかってしまいます(笑)。

 

当時の我が家のテレビは古かったので副音声の原語で観られなかったので(見られてもあの当時は意味はわからなかったけど(笑))いつも吹き替えで観ていて、それが残念で。高校三年くらいだったかな、副音声で観られるテレビが我が家に来た時は真っ先に海外ドラマを原語で観ましたね。嬉しかったなぁ。

 

このドラマは警官ものなので毎回たくさんの容疑者が引っ張られてきて、尋問>捜査されて検察に送られて裁判にかけられるという場面が出てくるのですが、それで刑事手続きってこういうものなのかと思っていました。このドラマを観ていてアメリカでは容疑者が逮捕されて尋問される段階で容疑者自身がすぐに弁護士をつけたり、自分で呼べない人には国選弁護人が付けられて事情徴取の際に同席することが許されるのが当たり前なことに日本の後進性を感じたり、捜査手法に違法性があればその証拠で容疑者を有罪にできたとしても証拠が当然のように不採用となったりと、手続きの正当性が保証されているところがさすがに先進国だなと思って観ていましたけどね。ま、それでも良くないことはアメリカでも起こりますが(笑)。

 

その意味では日本には今でもまだ後進性が残っていると思っています。すぐにできるような事情聴取の完全録画化さえいまだにできていませんしね。正当に捜査尋問していればそんなこと全く問題ないのにね(笑)。国民の方も中国人と全く同じ節操のなさで「愛国無罪」な人が多いですし。

 

このドラマのとあるエピソードで、ヒルストリート分署の男性警官総出で売春婦のおとり捜査を行う場面があったのですが、話の内容からするに売春婦は現行犯でしかとらえられないことに加え、おとり捜査をするときには自分が射精する寸前に逮捕しなければならないことになっているらしく(きっと過去に実際に法廷で争われた判例があるんだと思います。「この警官アタシの上に乗って喜んでたよ、だって出してたもん」って言った売春婦でもいたんでしょう(笑)。)、実際におとり捜査で売春婦を大量に逮捕したところ、後からメインキャラクターの刑事一人だけが絶頂に達していたということがばれて、せっかくとらえた売春婦が全員無罪放免になったことがありました(笑)。

 

このドラマを観るようになった中高生の頃から、手続きと結果を個別にexamineできる人が先進性のある人間だと僕は思っています。確実に有罪の犯人を野に放ってしまうという欠点はありますが、冤罪を避けるためには必要なこと。最近の袴田さんの例をはじめ、長期間の冤罪による懲役のあと疑いが晴れたかたは何人もいますが、あんなこと単に悲惨じゃないですか。いつか自分に起こるかもしれないんですよ。

 

ちょっと検索していたらこの「Hill Street Blues」、最近ケーブルテレビの「スーパードラマTV」で放送が始まったみたいです。我が家は「スーパードラマTV」が観られないので素直にいいなぁと思います。

 

でもこのドラマ、今の人に受けるのかなぁ。登場人物みんなスマホはおろか携帯さえ持っていないんですよ。『ガラスの仮面』の北島マヤでさえ新しいほうの巻では携帯使ってるのに(笑)。ま、ドラマの中では警官はみんな個人で警察無線持ってるから、コミュニケーションの即時性は同じ感じに見えるのかも(笑)。

 

もしかして現在「スーパードラマTV」で「Hill Street Blues」を観ている方も多いのでしょうか。

 

メイン登場人物の一人、ロス市警所属SWAT(特殊部隊)の隊長は昔NHK教育テレビでやっていた海外ドラマの「天才少年ドゥギー・ハウザー」のお父さん役の方です。James B. Sikkingさんという方ですね。彼は他の映画やドラマでもちょくちょく見ましたね。