クリスマスですね。
1年で一番好きな季節です。
仙台のあとは福島に一泊して昨夜帰宅しました。ほんとうは先日熊猫さんの日記にあった宇都宮に泊まって餃子を食べたかったのですが、首都圏から北関東にかけては直前予約だと贔屓のアパホテルが高い。それでまだ安く泊まれる福島に。
福島駅と郡山駅の駅ビルにお気に入りの安く食べられる海鮮丼のお店「魚河岸処 仙」があるのですが(マグロ丼が特に好き)、福島駅店は来年春まで改装中でお休みということで(涙)、初日は駅近くの丸信ラーメンで醤油ラーメンを。

ここの醤油ラーメンは去年いただいて好きになったのですが、不思議なラーメンで、比重の差を利用して、下が醤油スープ、上が透き通った塩スープの2層構造になっています。お店オススメのようにそのまま食べているとだんだんと混ざってきていろんな味わいが楽しめるのです。
美味いですよ〜。因みに丸信ラーメンは何店舗かあるのですが、駅前店でこういうラーメンを出しています。
夜は夏に初めて行った焼き鳥屋でもつ煮をつまみながら、山形の酒、東光をいただきました。このもつ煮美味しかったな。今年のもつ煮選手権優勝。

満足して帰る時に、店のご主人に「夏頃にも来ていただきましたよね?」とバレました。1回行っただけなのに。地球上のいろんなところで、どんどん悪いことができなくなっています(笑)。
愛されたいのに愛されなくていつも寂しい人には贅沢な悩みと言われるのでしょうか。
それで翌朝。午後特にすることもなかったので、福島駅近くの映画館のタイムスケジュールを見てみたら、ホテルをチェックした後の12:30から国宝の上映があったので、ようやく観られると思い、映画館に。封切りしてからもう半年になるのでどの映画館も大体1日1回上映、タイミング合って良かったです。映画って複数回上映の時期はすなわち混んでいる時期なので、足が遠のくんですよね。
この「国宝」、想像していた通り「とにかく美しい映画」で、3時間という長編なのでトイレに行くことも考えて通路側の席を取ったのですが、気がついたらエンドロールを見ていました。
エンディングのテーマ曲もいいなと思いましたが、そう言えばこのテーマ曲は、キングなんとかの二人のうち、お笑いの銀シャリそっくりの子が歌ってるんだよなと思い出しました。名前忘れた。
この人はちょっと・・・と思うキャストもいなくて上手い俳優さんばかりだったのも良かったです。宮澤エマちゃん好き。
高畑充希さんも目の演技が印象的でいつも通り巧いなと思いましたし、出演されていた俳優さんたちそれぞれに感想はありますが、女形の人間国宝のおじいちゃん役がよく見ていたら田中泯さんだったのに特に驚きました。田中泯さんと言えば、メゾン・ド・ヒミコとかたそがれ清兵衛に出演されていましたが、僕のなかでは朝ドラなどの頑固なおじいちゃんのイメージが強いんです。それとは完璧に違った印象で。
彼は本来は「舞踊家」でコンテンポラリー舞踊のアーティストなんですが、演技にも引き込まれるし、すごい芸達者な方だなぁと。
これは再度観たい映画。来年国際線の機内で観られるんだろうな。
やはり美しい映画が好きです。
新幹線の時間まで30分ほどあったので、書店で吉田修一さんの原作本を少し立ち読みしていたら、頭のなかでさっき観た映画のシーンと、脚本では時間的に盛り込まれなかったエピソードが立体的に立ち上がってきて、これは原作本もいずれ読みたいですね。
村上春樹ファンではありますが、吉田修一さんの文章も好きなんです。ふとリラックスしたい時に『パーク・ライフ』の適当なページを開いて数ページ読んだりします。ANA機内誌でのエッセイの連載が無くなったのは痛かった。でもあれで(もうANAに乗ることに固執しなくてもいいんだ)とも思いました(笑)。
今は浅田次郎さんのエッセイの連載を読むために、できるだけ毎月JALに乗っています。旅に出るときは月末出発、月始帰りにして、1回の旅で2カ月分JALの機内誌をいただいたり。
以前のgooブログでパール・バックの『大地』という本の感想を書いた時にも触れたのですが、いい映画もいい書籍も、観終わったあとで誰かの人生を一緒に生き抜いたような感覚に浸れる体験がやみつきになります。