鹿児島のドライブコース(砂楽、砂湯里、たまて箱温泉)

鹿児島は好きな土地なので毎年1~2回ほど訪れているのですが、滞在中一日はレンタカーを借りてドライブをします。毎年のことなのでドライブのルートは毎回ほぼ同じ、以下のようになります。

 

1.朝9時ごろ鹿児島市内を出発。

2.10-11時ごろ指宿市山川(旧山川町)の砂蒸し風呂「砂湯里」で日々の毒を排出。

3.12時頃開聞岳登山口近くにある「そばの館 皆楽来(みらくる)」で手打ち蕎麦の昼食。

4.もう一度指宿市山川に戻り、砂湯里の隣にある「たまて箱温泉」で開聞岳雄大な姿を眺めながら露天風呂。

5.時間に余裕があれば西に車を走らせて、日本三大砂丘の一つである吹上浜を散策。

6.夜、鹿児島市に戻る。

 

2022年の年末もこのようなルートでのんびりドライブを楽しもうと思ったのですが、少し前に砂蒸し風呂の砂湯里の敷地内で土砂崩れがあり、現在休業中なので砂蒸し風呂に入れない(2024年4月に営業再開予定とのこと)。でも、体中にたまった毒が自分を蝕み始めているのでなんとかしてデトックスしたい。

 

ということで、今回は鹿児島市から砂湯里に向かう手前にもう一つある指宿市営の砂蒸し風呂「砂楽」で毒を出してきました。砂湯里と砂楽の違いはそれほどないのですが、唯一の違いは砂湯里の方砂に蒸されている自分を係員の方にスマホを渡せば写真を撮ってくださる一方で、砂楽の方は撮影は不可というところでしょうか。

 

ということで砂楽では10分でいいと言われるところ、どんどん毒を出そうと欲張って20分ほど砂に蒸されて気分爽快。砂を流すために用意されている内湯もとても気持ちのいい温泉で、すべすべする肌をニヤニヤしつつさすりながら再度車に乗り込み一旦たまて箱温泉の近辺を通り過ぎて「そばの館 皆楽来(みらくる)」に。

 

写真の山かけ蕎麦をいただきました。太めの田舎蕎麦にかかったたっぷりの出汁に山芋が絡んで、最後の一滴まで飲み干しました。血圧が・・・主治医の先生ごめんなさい。

みらくるの山かけ蕎麦です。

蕎麦でおなかが落ち着くと来た道を引き返したまて箱温泉。この露天風呂は数年前に私が見ていた頃の露天風呂ランキングでも北海道の豊平峡温泉と首位を毎年争っていたというくらい景色も風情もある露天風呂です。おそらく今も上位にランクインしているのではないでしょうか。経営が同じなので、砂湯里の砂蒸し風呂とのセット券で利用できます。

 

〇〇富士という山は日本各地にありますが、薩摩富士こと開聞岳もとても美しい姿です。露天風呂からは弧を描いてずっと続く砂浜の向こうに開聞岳がそびえたっていてとても美しい。何度でも訪れてしまう理由です。

 

ちょうど年末の御用納めの日だったのでまだ観光客もまばらでゆっくりのんびり露天風呂を楽しみました。翌日からはかなり混みあったと思います。

 

今回はたまて箱温泉でのんびりしすぎてレンタカーの返却時間に間に合わないかもと思いつつも、車からでも景色を楽しみたいと枕崎の方を回ってちょうど薩摩半島を一周する形で鹿児島に戻りました。

 

上記の行程4まででしたら、そのまま来た道を引き返せば鹿児島市内に夕方には帰ってゆっくりと鹿児島の夜を楽しめると思います。あ、あと開聞岳周辺から近いので流しそうめんで有名な唐船峡に行ってみるのもありだと思います。